この記事では2022年7月17日に放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第27話を考察しながらわかりやすく解説します。
(前回は7月3日の放送でしたが、7月10日が参院選でしたので、2週間ぶりの放送です。)

感想や評判についても紹介しますね。
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【鎌倉殿の13人】27話の考察と解説
土御門通親(関智一)から源頼朝(大泉洋)の死を知らされ、思案する後鳥羽上皇(尾上松也)。鎌倉では宿老たちが居並ぶ中、新たに鎌倉殿となった源頼家(金子大地)が自身の方針を表明。これに北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)は共に困惑し、梶原景時(中村獅童)は賛辞を贈る。その様子を政子(小池栄子)に報告した義時(小栗旬)は、弟・北条時連(瀬戸康史)と愛息・頼時(坂口健太郎)を頼家のもとへ送り出し……
\本日放送!/#鎌倉殿の13人
第27回「鎌倉殿と十三人」[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時#小栗旬 #小池栄子 #坂口健太郎#山本耕史 #中村獅童#佐藤二朗 #坂東彌十郎 #宮沢りえ ほか pic.twitter.com/NGaynuu7gX— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) July 17, 2022
後鳥羽上皇(尾上松也)が蹴鞠(けまり)をしているシーンから始まった第27話。
見どころは
・源頼家と御家人達の溝ができたこと
です。

あと、ちょっとだけ女同士の戦いがありましたね
1. 尼になった政子
政子(小池栄子)は息子の頼家(金子大地)に鎌倉幕府の上にたつものの証(あかし)としてドクロを渡します。
このドクロは父の源頼朝(大泉洋)の父の義朝のものです。

ほんとは誰のシャレコウベかも分からないもんだけどね(笑)

政子が「尼」になったね。「未亡人」というのが人目でわかるね。

後に政子は「尼将軍」になるからね。
2. 頼家のわがままと御家人たちとの溝
第27話で注目すべきは、源頼家(金子大地)が、これまでの御家人達(父の源頼朝の家来)を重要視しないと宣言したことです。

「家」ではなく実力でこれから登用していくという考えを宣言した頼家。比企家や北条家を特別扱いはしない!とキッパリ言ってたね。

これは梶原景時(中村獅童)のアドバイスだね。頼家は景時を信頼してるね。

でも最後にはそんな景時も信用してないって頼家は言い放つじゃん

やばいにゃー
自分が鎌倉殿の二代目当主として意気込んでいますが、自分の力だけでやれる!と頼家は勘違いしているようです。
若い御家人を集める
頼家(金子大地)は自分が選んだ若い御家人を集めて、政(まつりごと)の勉強会や、蹴鞠(けまり)の練習を始めます。
しかし御家人の中からは、「我々がやるのは馬や弓矢の練習」ではないか?と疑問の声も….
(頼家はこの若い衆達を自分の直属の御家人として登用したいと考えています。)
その後、頼家は御家人達などからの揉め事の訴えを裁く仕事が山のように残っていました。
政(まつりごと)が苦手な頼家
父の頼朝(大泉洋)が亡き後、御家人達の訴訟ごとが溜まっていたため、その仕事をすることになった頼家(金子大地)ですが、どうやら面倒なことは苦手そうです。
不機嫌そうにプイと横を向いて出ていってしまいます。
5. 女同士の戦い
そんな折、政子(小池栄子)は頼家(金子大地)の正室つつじに(北香那)に「妻」としての心得を説いていました。
そこに頼家(金子大地)がやってきます。
すると更にそこに側室のせつ(山谷花純)が、「一萬が歩けるようになった!」と嬉しそうに飛び込んできます。

つつじVSせつの戦い!
せつは、頼家との子供を既に産んでいるということで、つつじにマウントを取ります。
でも、つつじだって負けていません。

これから生まれる子は源氏の血筋を受けて鼻筋の通った子が生まれるってやり返してたね
側室対正室の争いが見られました。
ところが頼家がつつじを気に入ったため立場が逆転してしまいました。
6. 鎌倉殿の13人決定!
/#吾妻鏡
建久10年(1199)4月12日条
\
13人の宿老以外が理由もなく、源頼家に訴訟の取り次ぎを行うことは禁止されました。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/8bJsTnPhjb— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) July 17, 2022
政(まつりごと)に慣れていない頼家のために、文官や御家人達は、訴訟を取り次ぐグループ(宿老)を作ることにします。

これは頼家に仕事をしやすくしてもらおうという狙いだったんだけどね。

でも、頼家はなんだか面白くないみたいだったね〜
グループづくりに奔走する北条義時(小栗旬)。
最初は文官を入れて五人(五人衆)でしたが、比企家と北条家がお互いに自分達の親族を入れたこともあり12人と膨れ上がってしまいました。
12人に膨れ上がった段階で政子(小池栄子)に報告に行った北条義時(小栗旬)ですが、政子の強い要請で、自分もそれに加わり、13人目になることを決意します。
/#吾妻鏡
建久10年(1199)4月12日条
\
幕府に寄せられるさまざまな訴訟については、北条時政、北条義時、大江広元、三善康信、中原親能、三浦義澄、八田知家、和田義盛、比企能員、安達盛長、足立遠元、梶原景時、二階堂行政の13人が対応するようになったようです。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/UCnXDysNub— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) July 17, 2022
\鎌倉殿を支える宿老/#八田知家(はった・ともいえ)
北関東を治める御家人。伊豆・相模・武蔵の勢力とは一線を画す。北条の敵か味方か。#市原隼人 #鎌倉殿の13人
≪八田知家≫https://t.co/slZOeohp8h pic.twitter.com/w66zbmaYKj
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) July 17, 2022
13人のうちのひとり、八田知家。市原隼人さんですね。カッコいい〜!!
頼家に報告した義時ですが、それを聞き頼家は機嫌が悪くなります。
頼家は「鎌倉殿の13人」が気に入らず、自分が選んだ若い御家人(「若い御家人を集める」参照)を呼び、これから「鎌倉殿13人」と「自分が選んだ若い御家人」を競わせる!と宣言します。
【鎌倉殿の13人】27話の感想
第27話では、源頼家(金子大地)の危なっかしさが際立っていましたね。
梶原景時(中村獅童)が「源頼朝殿は亡くなるのが早すぎたようだ」とつぶやきますが、まさにそのとおりだと思いました。
頼家は父親が「御家人達を信用していない」と言っていたといいましたが、それだけではないはず。
御家人たちがいなければ鎌倉幕府を設立できず、頼朝は彼らへの恩も十分にわかっていたはずです。それを息子に伝えていなかった(であろう)のは、とても残念です。
ネタバレしてしまいますが、後に頼家は失脚してしまうのですが、その芽は最初から(この第27話から)見えていたんだなぁと感じました。
【鎌倉殿の13人】27話の評判
27話を見た人の感想をいくつか拾ってみます。
鎌倉殿の13人
いよいよ頼朝没後のゴタゴタだ~!
ドラマ内で構図がガラリと変わるのが面白い— みきはる (@mikiharu395MMD) July 17, 2022
頼朝は梶原を信頼していた訳ではなく、汚れ仕事をさせるのには最適だと見抜いて使っていただけだと思うんだけどなぁ……駄目な息子すぎる(鎌倉殿の13人)
— おぺち (@opechipechi) July 17, 2022
「鎌倉殿の13人!!!」ドドンじゃなくて「鎌倉殿の5人!あいや.…6人……!7人……8……えっともう一人入れるか……えっと……あの人も……あの人も……えっと……13……人………」みたいな感じなの!?!?!?
— 傘木 (@KasagiDR) July 17, 2022
鎌倉殿の13人
御家人たちを信じるな!
それを言っちゃーおしめーよ
寅さんに叱られる
なー、桜— 島津うまいな園 (@simazu_umainaen) July 17, 2022
【鎌倉殿の13人】27話のまとめ
第27話では、
・「鎌倉殿の13人」が決定する
・源頼家の正室と側室の静かな戦い
が主な出来事でした。

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本ページの情報は2022年7月時点のものです。
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