9月17日(土)に日本に到達した「台風14号」ですが、9月19日(月)現在、西日本から関西エリアへと向かっています。
新幹線や在来線への影響はどうなっているのでしょうか。
既に九州地方でも運転見合わせがいくつかありました。
もし運転休止にになった場合、乗車券や特急券などの払戻はどのようになるのでしょうか。
そこで今回の記事では
・台風14号(2022)で新幹線や在来線がが止まった場合の払戻しについて
この2つについて調べてお伝えしたいと思います。
台風14号2022で新幹線や在来線が止まる可能性
<三連休明けも影響大>
大型で猛烈な台風14号(ナンマドル)は、明日から明後日にかけて九州に接近・上陸する見込みです。その後は東に進路を変え、三連休明けの20日(火)も広い範囲で影響が予想されます。https://t.co/Y59AhT1iGT pic.twitter.com/aFswqFkugK— ウェザーニュース (@wni_jp) September 17, 2022
かなりの強風が予想されている「台風14号」ですが、新幹線や在来線が止まってしまう可能性はどれくらいあるのでしょうか。
新幹線や在来線が台風で止まるには「条件」があります。
台風で新幹線や在来線が止まる条件
台風で新幹線が止まる条件は、気象庁が発表する「雨量」と「風速」の基準に当てはまった時です。
②風速が30mになった場合
このどちらかに当てはまった場合に新幹線は止まります。
①雨量の目安
こちらは2017年のものですが、1時間100mm超の雨量ということで参考にしてもらえればと思います。
ちなみに、1時間100mmの雨量というのは、家の浸水や土砂災害を起こすレベルです。
②風速の目安
風速30mはどれくらいかということで上の動画を参考にしてください。
体感として、風速30mというのは看板が飛んでくるレベルの強さです。
実際には新幹線はこれより低い「風速20m」以上で運転見合わせになることが多いようです。
ちなみに、こちらの記事でも紹介したように、今回の台風14号の最大風速は「30m/s」を有に超えています。
従って「風速」の条件で新幹線が止まる可能性が高いように思えるのですが、過去の台風を振り返ると、台風で新幹線が全部(完全に)止まったという事例は、そんなには多くないのです。
多くは、徐行運転で遅延になったり、あるいはいくつかの便は運転見合わせとなることが多いです。
「新幹線」が全部運休ということはほぼないといっていいでしょう。
とはいえ、もしあなたが既に新幹線の切符を買ってしまった場合、台風の影響が気になりますよね。
ということで、次に各新幹線の状況を見ていきましょう。
なお、今回連休中(9/17〜9/19)に影響があると思われるのは沖縄・九州〜西日本あたりですので、
「九州新幹線」「山陽新幹線」「東海道新幹線」の3つを見ていきます。
東海道新幹線への影響は?
・新神戸駅~姫路駅間での風規制の影響により遅れが発生。
(「山陽新幹線」情報とかぶりますが、「JR東海」でも「広島駅~博多駅間」は終日運転を取りやめの案内を出しています。
なお「関西エリア」ではないのですが、「名古屋〜東京間」の列車にも影響が出ています。
こちらも刻一刻と状況が変化しているようなので、切符を買われた方や、この日東海道新幹線や在来線を利用する予定の方は、上部の「JR東海道新幹線の運行状況をチェックする」を確認してください。
山陽新幹線への影響は?(関西方面)
【山陽新幹線】強風 遅延[15:02更新]強風のため新神戸〜姫路間で一時運転を見合わせていたこと、及び新神戸〜岡山間で強風により徐行運転しているため、新大阪〜広島間の一部列車に10〜60分の遅延がでています。 https://t.co/Gaq49A9LUf
— 東海道・山陽新幹線 運行情報 (@JR_Hikari) September 19, 2022
●9月20日(火)は平常運転の予定。
「山陽新幹線」も刻一刻と状況が変化しているようなので、切符を買われた方や、この日山陽新幹線や在来線を利用する予定の方は、上部の「JR山陽新幹線の運行状況をチェックする」を確認してください。
九州新幹線への影響は?
台風14号接近に伴う9月18日(日)•19日(月•祝)の運転計画について
https://t.co/3xv5XOBjIr— JR九州 列車運行情報(福岡・北九州エリア)【公式】 (@jrkyushufukhok) September 17, 2022
▶9月18日・19日の「西九州新幹線試乗会」が中止になりました。
刻一刻と状況が変化しているようなので、切符を買われた方や、この日九州新幹線や在来線を利用する予定の方は、上部の「JR九州新幹線運行状況をチェックする」を確認してください。
台風14号2022による新幹線の払戻し
新幹線の切符の払戻しですが、実は基準が細かく決められているので注意が必要です。
台風で払戻しが可能なのは基本的には次の2つのケースです。
②目的地に着くのに2時間以上遅延になった場合
しかし次のケースでは払戻しをすることができません。
②遅延の場合、自己判断で乗車をそのまま継続した場合
③乗り継ぎで利用したJR以外の電車が遅延した場合
③は、JRの駅まで私鉄に乗り、JRの駅から新幹線に乗る予定だったのに、私鉄が遅延した場合です。
ちょっと大目に見て欲しい気もするけどね。
以上は一般的なケースです。
しかし今回の「台風14号」のケースでは、運転の見合わせのありなしに関わらず、一定期間内は手数料なしで「払戻」が可能とのことです。
それでは各線について見てみましょう。
九州新幹線・山陽新幹線
9月16日(金)〜9月20日(火)の期間で、「JR九州新幹線」と「JR山陽新幹線」を発着・通過する切符を予約している場合は、手数料なしで払戻しをすることができます。
払戻しは駅の窓口に行って直接払い戻してもらう方法と、
インターネット予約をした場合には
・エクスプレス予約
・スマートEX
・e5489
のいずれかにログインし、案内に従って返金を受けてください。
なお、コンビニや銀行のATMで支払いを済ませている場合には、JR九州から「払戻しの手続きについてのお知らせメール」が翌日以降に届くようです。
そのメールの中に払戻に関するURLがありますので、そのリンクを踏んで手続きをしてください。
東海道新幹線
東海道新幹線も「九州・山陽新幹線」同様に、
「JR東海道新幹線」を発着・通過する切符を予約している場合は、手数料なしで払戻しをすることができます。
払戻しは駅の窓口に行って直接払い戻してもらう方法と、
インターネット予約をした場合には
・エクスプレス予約
・スマートEX
・e5489
のいずれかにログインし、案内に従って返金を受けてください。
台風14号2022による在来線の払戻し
在来線も新幹線と同様に、
「JR九州」・「JR西日本」・「JR東海」の在来線各線を発着または通過する切符を予約している場合、手数料なしで払戻しを受けることができます。
4台同時に充電できるモバイルバッテリーなら新幹線が途中で止まった場合にも安心です。
まとめ
今回は
そこで今回の記事では
・台風14号(2022)で新幹線や在来線がが止まった場合の払戻しについて
この2つについて調べてお伝えしました。
予想していたよりも新幹線への影響があるようですね。
なお現在は、「連休中(9/17〜9/19)」の期間限定ということで、JR九州、JR西日本、JR東海のみの情報になりますが、今後台風の進行状況を見て、「関東・首都圏エリア」「東北エリア」の情報もこちらに追記したいと思います。
なお、こちらの記事も参考になさってください。
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