2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」も残すところあと3回です。
現時点(第45話終了)では、
・将軍の源実朝が暗殺され、北条義時よりも力がある人間はいなくなった
・都(京都)の後鳥羽上皇と鎌倉の関係が危うくなっている
こんな状態です。
あと残りの3回で
・北条政子が尼将軍となる
・北条義時の最期
・北条泰時が次の執権となる
この4つのイベントが描かれることになると思われますが、
この記事では、
・北条政子
・北条泰時
この3人がどうなるのかにフォーカスしながら、最終話(第48話)の結末予想をしたいと思います。
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【鎌倉殿の13人】結末予想
\終盤イメージビジュアル完成!①/
大河ドラマ「#鎌倉殿の13人」
物語はついに最終章へ!!#小栗旬 #小池栄子 #坂口健太郎 #瀬戸康史#尾上松也 #生田斗真 #山本耕史▼公式HPhttps://t.co/9S4zaTr0nj pic.twitter.com/C3GtigwS2I
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) October 14, 2022
「鎌倉殿の13人」の放送予定
12月11日:第47話
12月18日:第48話(最終話)
私が予想する「鎌倉殿の13人」の結末は次のとおりです。
現時点で残ってる主要人物は、
北条政子(小池栄子)、北条義時(小栗旬)、北条泰時(坂口健太郎) の3人です。
この3人にフォーカスしながら、これから起きるであろうイベント順に最終話までの展開を予想してみます。
承久の乱
本日の #トリビア。
承久3年(1221年)に、後鳥羽上皇が北条義時討伐の兵を挙げて敗れた「承久の乱」は、関ケ原の合戦や桶狭間の戦いなんかより、日本史的には超重要😎👍
なんせこの結果、鎌倉幕府は宮中勢力を排除して東日本の地方政権から脱出することに成功しているからな!(・口・)#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/uI9eEzNTCj— 今岡英二 (@eiji_imaoka) November 27, 2022
第46話以降で起きるイベントは、「承久の乱」です。
(「承久の乱」は第46話〜第47話になるものと思われます。)
ここでは、北条政子(小池栄子)がキーパーソンになるのではないかと予想します。
実は御家人の中には、さすがに都(天皇・上皇)に歯向かうのは…と抵抗も多く、鎌倉ではなく都(上皇)に味方しようという者も現れ、混乱が生じてるよ。
この混乱している中、政子が御家人達に対して演説をしたとされているのがこちら。
↓↓
「故右大将(頼朝)の恩は山よりも高く、海よりも深い、逆臣の讒言により不義の綸旨が下された。秀康、胤義(上皇の近臣)を討って、三代将軍(実朝)の遺跡を全うせよ。ただし、院に参じたい者は直ちに申し出て参じるがよい」
『承久記』では政子が鎌倉の武士(御家人)達の前で演説を行った記しています。(ただし『吾妻鏡』では安達景盛が演説文を代読しています。)
山よりも高く、海よりも深いかった源頼朝の恩。つまり「頼朝の恩を忘れるな、思い出せよ」って御家人の前ですごんだんだね。
北条政子がこのド迫力のある演説を第46話後半もしくは第47話前半でするのではないかと思います。
/#かまコメ
政子役・小池栄子さん
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「承久の乱」で鎌倉勢は都に勝つのですが、
第47話では負けた後鳥羽上皇(尾上松也)が隠岐に流されるシーンが見られると思います。
ちょっと気の毒だにゃ〜
/#かまコメ
後鳥羽上皇役・尾上松也さん
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承久の乱後
「承久の乱」後、北条泰時(坂口健太郎)と北条時房(瀬戸康史)は京都に残って、戦後処理をします。
「承久の乱」後、朝廷の監視をするために京都に作った鎌倉幕府の出先機関
北条泰時と北条時房は、この六波羅の北と南に駐留することになり、鎌倉からはしばらく離れることになります。
北条泰時は父親の義時と精神的にも物理的にも「離れて」暮らすってことですね。
北条義時の最期
/#かまコメ
北条義時役・小栗旬さん
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北条義時(小栗旬)は史実によると、62歳で亡くなっています。
死因については次のような3説があります。
②『明月記』:伊賀の方=のえによる毒殺
③『保暦間記』:側近による殺害
①吾妻鏡説
長く脚気を患っていたとする説と、『百錬抄』や『明恵上人伝記』のように急死とする説があるようです。
いずれにしても「まさか脚気で」といったようなものだったのではないかと推測します。
でも源頼朝も脚気で亡くなったんだよね…
②明月記説
現在の北条義時(小栗旬)の妻であるのえ(菊地凛子)による毒殺。
これは第45話で、義時が「やえやひな(前の妻たち)の方が賢かった」という主旨の発言をし、それに対してのえが「言っていいことと悪いことがある!」と反発しています。
当然、のえは義時に不服を持っているので、これを「伏線」と捉えれば十分ありえると思います。
「毒殺説」が「鎌倉殿の13人」的に言っても、義時にとってもふさわしい終わり方だなと思います。
この謀反は事前に発覚し、のえや兄の光宗達は流罪となります。
③保暦間記説
南北朝時代に書かれた『保暦間記』によると、側近に殺害されたと表現されているようです。
しかし、側近とは誰か具体的には書かれていませんし、殺害というよりは何か怪我をさせられそのまま亡くなったと解釈をする人もいます。
中にはその側近が「②明月記」の毒殺説にからんでいたのでは?と解釈する人もいるようです。
先の2つの書物と比べると、この説は若干、信ぴょう性に欠けているような気がします。
例えば三浦義村がのえと組んで間接的に殺害する、というのはドラマとしては面白そうですよね。
ドラマでは、北条義時の最期は「のえによる毒殺」になるのではないかと思います。
北条泰時が執権になる
/#かまコメ
北条泰時役・坂口健太郎さん
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「承久の乱」後、京都の六波羅探題にいた北条泰時(坂口健太郎)ですが、鎌倉に戻り執権の座に就きます。
泰時は父親の義時(小栗旬)のように、御家人達を脅しで統率することに反感を持っていました。
もっと平和に政(まつりごと)を行いたいと考えている泰時。当然、父親とまったくは違うやり方で執権に臨むはず。
↓こちらは「スポニチ」の記事から引用ですが、脚本の三谷幸喜さんが語ったものです。
「唯一の希望というか、唯一の救いは、やっぱり泰時(坂口健太郎)なんですよね。彼が最後に、すべての登場人物の夢を叶えるみたいな感じの存在になっていくので。
スポニチより引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/10/16/kiji/20221016s00041000191000c.html
また、坂口さんが凄く汚れのない感じでね、泰時のピュアな部分であるとか、希望みたいなものを一身に背負っている感じがとてもよくて。彼がいるから、ほんのちょっとですけども、最終回に何か幸せな気分にみんながなれる。そんな存在ですね」
スポニチより引用:https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/10/16/kiji/20221016s00041000191000c.html
…ということは、
・北条泰時がみんなの夢を叶えるような存在
・北条泰時のおかげで最終回は幸せな気分になれる
というエンディングになるために、
先ほど説明した「伊賀の変」。
のえ(菊地凛子)と兄の謀反の企てですが、おおごとにはならず、のえ達は島流しの刑にされます。
もし北条義時(小栗旬)が生きていたら、この2人は「死罪」となっていたことでしょう。
この処罰の決断は北条政子(小池栄子)がしたものですが、執権になった泰時も多いに関係しているはずです。
政子と泰時が手を組み協力し合ったという展開にするのかも?
この平和裏(へいわり)な処分が、今まで(義時時代)とは異なる泰時の執権の始まりとなる象徴的な最後のイベントになるのではないでしょうか。
北条義時の最期に北条泰時は立ち会うのか?
史実では、京都にいた北条泰時(坂口健太郎)は父親の北条義時(小栗旬)が亡くなったため鎌倉に戻ったとされています。
したがって泰時は父親の死をみとったわけではありません。
しかし義時と泰時の父・息子の最後の会話シーンが全くないとは考えにくいです。
この夢の会話の中で、父と息子が分かりあい、父・義時が息子・泰時に対して「頼んだぞ」というのではないかなって思います。ちょっとファンタジーな感じ(笑)
そうなると「感動的な」終わり方になるね。
鎌倉殿の13人の結末予想まとめ
この記事ではNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の最終話の結末予想をしました。
私が予想した結末は、
①北条政子が御家人を団結させ「承久の乱」で勝つ
②北条義時がのえに毒殺される
③のえと兄弟による「伊賀の変」が起きる
④北条泰時が政子とともに「伊賀の変」を平和裏(へいわり)におさめる
⑤夢の中での天国にいる北条義時と北条泰時の会話 →親子の理解・平和な鎌倉時代に
このようなハッピーエンドではないかと思います。
実際どうなるか、残りの3話を楽しみに見たいと思います!
お読みいただきありがとうございました
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本ページの情報は2022年12月時点のものです。
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