「2022北京冬季オリンピック」が2月4日(金)から始まります。
冬季オリンピックの競技種目は全部で15種類ですが、「ボブスレー」、「スケルトン」、「リュージュ」の違い、分かりますか?

そもそもこの3つの競技もよくわかってないかも・・・(汗)
そこで今回は自分のために、
・ボブスレー、スケルトン、リュージュの日本人注目選手
この2つのことについて調べることにしました。
そしてみなさんにもシェアしたいと思います。
ボブスレー、スケルトン、リュージュの違い
「ボブスレー」、「スケルトン」、「リュージュ」はいずれも「ソリ」を使った競技です。
大きな違いは次のとおりです。
▷「ボブスレー」のソリだけハンドルとブレーキがある。
▷「スケルトン」は腹ばい、「リュージュ」は背中でソリに乗る。
▷「スケルトン」のみシングル(1人乗り)。
▷「リュージュ」はシングル(1人乗り)もあるが、ダブルス(2人乗り)もある。
▷「ボブスレー」にはシングル(1人乗り)はなく、2人または4人乗り。
文字で見ると分かりづらいと思うので、「ボブスレー」・「スケルトン」・「リュージュ」が、それぞれどんな競技か動画を引用しつつ、具体的に説明したいと思います。
ボブスレーとは
ボブスレーとは、前方にハンドル、後方にブレーキがある鋼鉄製の「そり」のことです。
2人乗りと4人乗りの団体競技で、前に載る選手を「パイロット」または「ドライバー」といい、後ろに乗る選手をブレーカーといいます。
競技は、スタートする時にそりを一気に押し出して加速させ、選手たちは素早くそりに乗り込みます。
前方のパイロットがそりをハンドルでコントロールし、後方のブレーカーは空気抵抗を少なくする重りの役目として、体を小さくさせます。
ボブスレーの見どころ
ボブスレーの見どころは、最初のスタートで選手たちがそりに乗り込む瞬間です。選手たちの息の合ったコンビネーションが見るのが醍醐味です。
最高時速が120〜140km前後にもなり、「氷上のF1」とも言われているボブスレー。スピードとダイナミックさを楽しめるのは言うまでもありません。
ボブスレーはいつから?
「ボブスレー」は「1924年の第1回大会(シャモニー・モンブラン大会)」の時から正式種目です。
なお、ボブスレーの参加資格は18才以上です。
スケルトンとは
「スケルトン」は、腹ばいになって、ソリをお腹の下に敷いて滑る競技です。
1300m~1500mのコースを滑りタイムを競います。
元々使用されていたソリが骨組みだけで骸骨のようだったので「スケルトン」という名前になったそうです。
スケルトンの見どころ
「スケルトン」の見どころはまずスタート。勢いをつけてソリを走らせ、タイミングよくソリに乗る瞬間。ボブスレーと同様に、このスタートが肝心です。
また「リュージュ」と同様に、滑走中に転倒しないかハラハラしてしまうかもしれません。(実際、「スケルトン」は事故が多かったりします。)
スケルトンはいつから
スケルトンは1928年の「第2回大会(サンモリッツ大会)」からですが、一時期、事故が多発したため、オリンピックの正式競技から外されたこともあります。
リュージュとは
「リュージュ」は、背中とそりを平行の状態に座り、脚を前にして滑る競技です。
選手は自分の手の力で勢いをかけてスタートし、体重を移動させつつそりを操り、コーナー部分では角度をつけながら滑ります。
リュージュの見どころ
「リュージュ」の見どころは、足首だけを使って、氷の上を猛スピードで走り抜けるところです。コーナーで転倒してしまうのではないかとハラハラしてしまうこともあるかもしれません。
リュージュはいつから
「リュージュ」は1964年の「第9回大会(インスブルック大会)」から、冬季五輪の正式競技に採用されました。
リュージュの日本人注目選手
今回の北京冬季オリンピックでは、小林誠也選手が「リュージュ」競技に出場します。
日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は17日、北京冬季オリンピックの #リュージュ 男子1人乗りで1人の出場枠が確定し、出場枠を争うW杯に参戦していた小林誠也選手が内定したと発表しました。 https://t.co/uCyGhfu8ES #がんばれニッポン
— TEAM JAPAN (@Japan_Olympic) January 17, 2022
今季からシニアにデビューした小林選手ですが、リュージュで日本がオリンピックに出場するのは2014年ソチ大会以来という快挙ですね。
北京五輪での活躍が楽しみです。
ボブスレーとスケルトンの日本の北京五輪枠は無し
北京五輪でボブスレーとスケルトンの日本の出場枠なしが確定しました。https://t.co/jNPMKWKnHW
— 毎日新聞 (@mainichi) January 25, 2022
上のツイートにもあるように「ボブスレー」と「スケルトン」は日本の出場枠は無しとなってしまいました。
とても残念ですね。
やはり「ボブスレー」「スケルトン」の選手育成は難しいのでしょうか。
4年後の冬季五輪に期待したいと思います。
まとめ
この記事では
・リュージュの日本人注目選手
についてまとめました。
今回自分の勉強のためにまとめたのですが、誰かのお役に立てたなら嬉しいです。
今回の北京五輪でリュージュ競技に出場する小林誠也選手に期待しましょう。
「ボブスレー」や「スケルトン」も次回の冬季五輪で日本から出場できるようになることを願っています。

今回勉強してスッキリしたので、北京オリンピックが見るのがとても楽しみです!
お読みいただきありがとうございました