この記事では2022年11月27日に放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第45話を考察しながらわかりやすく解説します。

感想や評判についても紹介しますね。
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【鎌倉殿の13人】45話の考察と解説
京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹ぼたん雪が降り積もる中……
第45話の見どころは
・その公暁も最終的には三浦義村に裏切られ殺される
この大きな2つの出来事です。
\本日放送!/#鎌倉殿の13人
第45回「八幡宮の階段」[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時#小栗旬 #小池栄子 #坂口健太郎 #瀬戸康史#尾上松也 #生田斗真#菊地凛子 #山本耕史 ほか pic.twitter.com/d3ivDItee8— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) November 27, 2022
1 源実朝が公暁に討たれる
\#鎌倉殿の13人 ギャラリー/
【第45回】本日放送!
[総合]夜8時
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— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) November 27, 2022
鶴岡八幡宮での右大臣拝賀式が終わり、楼門から源実朝(柿澤勇人)が出てきます。
大木の影に隠れ潜んでいた公暁(寛一郎)はまず、源仲章(生田斗真)を襲い切りつけます。
公暁は切りつけたのは北条義時(小栗旬)だと勘違いしていたようです。
ところが直前になって、仲章が「自分がその役目(太刀持ち)をするようにと将軍・実朝から言われた」と言って義時を追い出します。

義時の代わりに殺されちゃったんだね

義時って悪運強い!
そして次に公暁が襲いかかったのは実朝です。
実朝は懐の短刀に手をかけるのですが、なんとその短刀をわざと下に放り投げます。つまり実朝は丸腰です。
実朝は拝賀式前に現れた歩き巫女(大竹しのぶ)の「天命に逆らうな」の声を思い出しながら、公暁を見つめてうなづくのです。

まるで公暁に斬りつけられるのが自分の運命(天命)だって悟ったみたいな目だったね。
第45回「八幡宮の階段」をご覧いただきありがとうございました。
見逃した方、もう一度見たい方は ぜひ #NHKプラス でご覧ください。
▼配信ページはこちらhttps://t.co/4K23017qwy
※配信期限 : 12/4(日) 午後8:44 まで
※要ログイン#鎌倉殿の13人#柿澤勇人 #寛一郎 pic.twitter.com/8GXzKBwx90— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) November 27, 2022
公暁は実朝を斬りつけると「親の仇を取ったぞー!」と叫びます。
そこで初めて義時の「(公暁を)切り捨てよ」の命令が出ます。
しかし公暁はそこから逃げ出します。

義時の息子の泰時(坂口健太郎)はヘナヘナとなってしまってたね。
実朝の最後の句
実朝の死に悲しみにくれる母親の北条政子(小池栄子)の元に、実朝の妻である千世(加藤小夏)が訪れ、実朝が拝賀式に行く前に詠んだ和歌を見せます。
主なき宿となりぬとも
軒端の梅よ 春を忘るな
これは、「出ていって主人がいない家になったとしても、軒先の梅は春を忘れず咲いて欲しい」という別れの歌です。
まるで自分の死を予感していたかのようですね。
2 公暁と政子の会話
実朝を討ち取った後、公暁(寛一郎)は一度、北条政子(小池栄子)の元を訪れます。
実は前話(第44話)で、源実朝(柿澤勇人)と公暁は言葉を交わしています。
実朝は公暁に対して「2人で源氏の世を作ろう」と言い、公暁もうなずき2人は心が通じ合ったかのように見えました。
しかし裏切りがうずまいている現在の鎌倉にあって、公暁は実朝の言葉を素直に信じませんでした。実朝に欺かれると思っていたのです。
その話を聞きながら、政子は公暁の傷ついた手に薬を塗ってあげます。
公暁は政子に例のしゃれこうべを見せ、
「(鎌倉の)四代目は私です。忘れないでください。」
「二度とお会いすることはないでしょう。」
と言って去って行きます。

あのしゃれこうべは、僧侶の文覚が源頼朝(大泉洋)がまだ生きていた頃に、頼朝の父親の源義朝のものだと言って持ってきたものだったよね。

でも実際、本当にヨ義朝のものか怪しいもんだけどねー笑

公暁がしゃれこうべにこだわったのは、自分が「源氏」の血をひいている武士であり、自分こそが将軍を継ぐべき人間だと信じていたからなんだろうね。
3 三浦義村に裏切られ討ち取られる公暁
公暁(寛一郎)はそのあと三浦家に戻ってきます。
公暁は今回の謀反が失敗したことを悟り、いったん京都に逃げ園城寺にかくまってもらうつもりだから、その準備をしてくれと三浦義村(山本耕史)に頼みます。
義村は公暁を焚き付け、実朝を襲わせ、いずれ自分が北条家に取って代わろうと考えていました。
しかし公暁が失敗した今、執権の北条義時(小栗旬)に事の真相がバレてしまえば、義村は自分の命が危なくなってしまいます。
義村は後ろから公暁を斬りつけます。
例のしゃれこうべを手に持ちながら息絶える公暁。

最後まで自分が源氏の血を引く武士として誇りに思ってたんだろうね。
義村はその後、公暁の首を義時の元に献上します。
4 怖いもの知らずになった北条義時
源実朝(柿澤勇人)が亡くなり、公暁もいなくなり、もはや北条義時(小栗旬)の上に立つものはいません。
義時は三浦義村(山本耕史)が「実朝の仇を取った」手柄を褒め、
「これからは北条家と三浦家が手を携えて鎌倉を更に強固なものにしていく」ときっぱりと言い放ちます。
また、義時は「自分に似せた仏像を作って欲しい」と運慶(相島 一之)に依頼しに行きます。

当時の天下一の天才芸術家の運慶に有無を言わせない義時!

ていうか、「自分に似せた仏像」っていうのが既におごってない??
自分の上に立つ者も、敵もいなくなった義時。自分の運(悪運)の強さを自覚しているようですね。
5. 自害しようとする政子とそれを止めるトウ
北条政子(小池栄子)が全てに失望したかのように、短刀で首を切り自らの命を絶とうとしました。
そこにトウ(山本千尋)が現れ政子を止めます。
トウは政子に「自ら死んではならない」と言います。

刺客のトウに自害を止められるってなんだか皮肉ですね。
政子はそれまでに義時に
「姉上は今まで何をしてきたのか?」「闇を絶つために前に何をしたのか?」
と詰め寄られます。

つまり政子は、この悲劇を作ったのは弟の義時だと思ってるんだね。

でも義時に「お姉さん、あなただって同じ穴のムジナですよ」って暗に言われてる。
源頼朝の妻である限り、北条家の人間として生きて行かなければならない運命から逃れたかったのでしょうね。
次回への伏線
次回への伏線ポイントは3つ。
・跡継ぎ問題
・北条義時と息子・泰時との力関係
都との関係
亡くなった源実朝(柿澤勇人)は京都から養子を迎える予定で、後鳥羽上皇の子供の頼仁親王 (よりひとしんのう)が養子に内定していました。
第43話にそのことについて書いています。
実朝暗殺事件で後鳥羽上皇や都はいい印象を持っていません。
鎌倉をどうすべきかと考えています。
跡継ぎ問題
実朝が亡くなった今、
後鳥羽上皇(尾上松也)も頼仁親王を鎌倉に養子に出したくないし、逆に北条義時(小栗旬)も養子の話を反故にしたいと思っています。
義時はもっと管理しやすい人間を跡継ぎにしたいと思っています。
その一方で、実衣(宮澤エマ)は自分の息子の阿野時元(森優作)を鎌倉の跡継ぎにしようと考え、画策します。
北条義時と息子・泰時との力関係
北条義時(小栗旬)の息子の北条泰時(坂口健太郎)は義時に対して、
「父上は鎌倉殿の死を望んでおられた・これから鎌倉を好きに動かせる。そう思ってるでしょう。でもそうはいきません」
「私がそれを止めてみせる。あなたの思い通りにはさせない。」
と堂々と言い切ります。

泰時がどういう風に変化していくのか期待ですね。
【鎌倉殿の13人】45話の評判
第45話を見た人の感想をいくつか拾ってみます。
「いろいろな感情を理解した上で自ら刃物に刺されにいく」が大好物なので、今日の 鎌倉殿の13人 最高だった!!源実朝!
しかも刺される決断に至る最後のひと押しが、占いによる天命(しかし占い師婆がボケてた)なの、人の心なさすぎて最高、、、
— 沙紀(°ω。)🐻❄️ (@theendxsaki) November 27, 2022
公暁が政子に言った「武士の名がなかった」は突き刺さるね。守るために出家させたのに、それが棘になって苦しめていたなんて。そういえば上皇様も三種の神器の刀がないまま即位してどこか劣等感があるし、御家人達もそうだし、鎌倉殿の13人は劣等感を埋めるための闘いの物語#鎌倉殿の13人
— そくぐぅ (@sokugu170gvj) November 27, 2022
確かに鎌倉殿ももう居ないし、宿老も13人からクッソ減ったし、題名的に『鎌倉殿の十三人』どころか『残りの数人』じゃん。
ドウセミンナイナクナル…— ヤマイヌ(冬毛) (@inu_chikushou) November 27, 2022
義時は女子にキノコを渡し続け、のえ殿はキノコを嫌い、八田殿は女子を見る目がなかった『鎌倉殿の13人』-Junk-weed’s blog
のえの「キノコ、大好きなんです!」であんなに嬉しそうだった義時が「八重も比奈ももう少しできた女子(おなご)だった…」発言の辛み#鎌倉殿の13人https://t.co/xviO8jGYnz
— ゴミ雑草(ブログ記事シェア専用) (@Qe5Fft) November 27, 2022
『鎌倉殿の13人』を録画視聴。登場する多くの人物(義時、政子、実朝、公暁、義村、千世、仲章、歩き巫女)に救いの無い、なかなかに鬼脚本だった。
癒やしはトキューサと大江殿、そして公暁が持っていた書状が血に染まって日の丸に見えたシーンかな。— bluesnow71@🪤🧀🐀 (@bluesnow71) November 27, 2022
思えば頼朝は晩年、疑心暗鬼になってたな…
義時も予言又は思い込みに惑わされるマクベスのようになるのか…?
(鎌倉殿の13人)— みっちー (@micciyou210860) November 27, 2022
鎌倉殿の13人第45回「八幡宮の階段」
天命に逆らってでも、千世様の元に生きて帰って欲しかった。
恋じゃなくても、孤独を埋め、支え合う似合いの二人だったな。#鎌倉殿の13人 #鎌倉絵 #殿絵 #源実朝 #柿澤勇人 #千世 #加藤小夏 #切り絵 pic.twitter.com/kGSgzFBfob— ロク (@Rokushou5064) November 27, 2022
今回の鎌倉殿の13人は最高作だろ
まさにクライマックスと言っていい
ワールドカップ日本戦の数倍面白かったんじゃないかな
録画消したくなくなったわ
マキャベリズムの根底にあるのは欲じゃなくて愛と信じる心なんだろうな— 森田モーニング (@moritamorning) November 27, 2022
【鎌倉殿の13人】45話のまとめ
『鎌倉殿の13人』の45話の見どころは次の2つ
・その公暁も最終的には三浦義村に裏切られ殺される

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本ページの情報は2022年11月時点のものです。
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