この記事では2022年9月11日に放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第35話を考察しながらわかりやすく解説します。
感想や評判についても紹介しますね。
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【鎌倉殿の13人】35話の考察と解説
源実朝(柿澤勇人)の妻になる後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋を心待ちにしていたりく(宮沢りえ)は失意に沈んでいた。そんな中、娘婿・平賀朝雅(山中崇)が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)への疑惑をりくに告げる。一方、朝雅の振る舞いについて重保から相談された義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)に……
\本日放送!/#鎌倉殿の13人
第35回「苦い盃」[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時#小栗旬 #小池栄子 #坂口健太郎#山本耕史 #坂東彌十郎 #宮沢りえ ほか pic.twitter.com/XOs9TMCOR8— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 11, 2022
第35話は、源実朝(柿澤勇人)が一番好きな和歌が亡き父の頼朝の歌だったというシーンから始まります。
今回の見どころは
・畠山家を北条時政が次回討ち取る伏線のシーン
・北条義時の妻ののえの正体を見破る三浦義村
・しばし気晴らしに出かけ巫女(占い師)に救われる源実朝
この4つがストーリーの中で語られています。
1 のえの不自然さを見破る三浦義村
北条義時(小栗旬)の正室となったのえ(菊地凛子)。
義時に従順である演技をしていますが、実は野心家です。
義時には子供は要らないと言っておきながら、本心は男の子を産み、跡継ぎにする気満々
義時の息子の泰時(坂口健太郎)は偶然、のえ達の女子トークを立ち聞きしてしまい、のえが父が考えているような女性ではなく、とんでもない女性であることを知り、心配しています。
義時はすっかり騙されてるよね。
でも、三浦義村(山本耕史)は、のえが良い女性ではないことを見破ります。
ところが、義村はのえのゆびに飯物がついていたことに気づきます。
義村は「握り飯を食べながら裁縫するやつがいるか? 」と言うのです。
2 源実朝の嫁が都から到着する
/#吾妻鏡
元久元年(1204)12月10日条
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源実朝の御台所(千世)が鎌倉に到着しました。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/pzfW3eGgpL— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 11, 2022
都(京都)から源実朝(柿澤勇人)の嫁となる千世代(加藤小夏)が鎌倉に到着します。
千世は後鳥羽上皇の従姉妹です。
美しくて気高い女性なんだね。
源実朝と対面し、盃を交わします。
一方、落ち込むりく(宮沢りえ)。
本当なら、千世を都から連れてくるという華々しい役目はりくの息子の北条政範(中川翼)だったのですが、政範は都に滞在中に亡くなってしまいました。
政範は毒殺されたのです。
3.畠山を陥れようとするりくの娘婿
/#吾妻鏡
元久元年(1204)11月20日条
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京から帰った北条政範の召し使いが、去る4日に平賀朝雅の酒宴があり、その際に朝雅と畠山重保との口論があったと伝えました。同席者がなだめたため、その日は何事もなく散会したそうです。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/1YIBzVeeCE— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 11, 2022
畠山重忠(中川大志)の息子の重保(杉田 雷麟)は京都滞在中に、平賀 朝雅(山中崇)が北条政範(中川翼)に毒を盛る話を聞いてしまいます。
平賀 朝雅は北條時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)の娘の婿で、京都出身です。
重保は北条義時(小栗旬)にそのことについて話します。
その一方で、平賀 朝雅はりくに、重保が息子の政範を毒殺したと嘘を吹き込みます。
/#吾妻鏡
元久2年(1205)6月21日条
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牧の方(りく)が平賀朝雅の讒言(ざんげん)を受けて立腹。畠山重忠・重保父子を誅殺しようと、内々に謀議が行われました。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/pIvlyUkyhg— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 11, 2022
なんてヤツ!許せない!
りくは娘婿の平賀 朝雅の言うことを信じ、夫の時政に息子の敵をとってほしいと言います。
北条時政は「畠山を討つ」と息巻きますが義時の異母弟の時房(瀬戸康史)に止められます。
義時は姉の政子(小池栄子)にりくと話すようお願いし、自分は畠山を訪れて話をすることにします。
4. 気分転換をしたい鎌倉殿(源実朝)
都から嫁が来たものの、自分のコントロールできないところで物事が進んでいることに疲れた将軍の源実朝(柿澤勇人)。
北条泰時(坂口健太郎)とともに実朝は和田義盛(横田栄司)のもとを訪ねます。
食事をした後、3人はおばばと呼ばれる歩き巫女を訪れます。
/#かまコメ
歩き巫女役・大竹しのぶさん
\収録現場から撮影直前・直後のコメントをお届けします。#鎌倉殿の13人#大竹しのぶ #歩き巫女
≪歩き巫女≫https://t.co/bPJ2iLA30B pic.twitter.com/YU0hPFw1Ja
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 11, 2022
巫女は実朝に「雪の日は出歩くな」と言われます。
実朝を暗殺するのは実朝の兄だった頼家の息子です。
その後、実朝はおばばに悩みを打ち明けますが、おばばの
「悩んでいるのはお前だけではない」という言葉に救われます。
その後再び、実朝は再び和田の家に戻り、泰時達と酒を飲み酔っぱらっています。
しかし、どこに行くかを告げずに出てきたので、鎌倉では実朝がいないということで大騒ぎになっています。
5 畠山を討つ決心をした北条時政
/#吾妻鏡
元久2年(1205)6月21日条
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畠山重忠・重保父子を誅殺しようとする父・北条時政に対し、義時と時房は「重忠は治承4年(1180)以来、忠節を尽くしてきた。数々の勲功をないがしろにし、軽率に誅殺すれば後悔することになるでしょう」と諌(いさ)めました。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/kBel8PFJPT— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) September 11, 2022
北条義時(小栗旬)は、父の時政(坂東彌十郎)に畠山を討たないよう言います。
そして義時は時政に、実は「平賀朝雅が畠山に罪をなすりつけようとしている」と言い、
「平賀朝雅が次の執権を狙っている」と言います。
平賀朝雅は真偽をはっきりさせようともせず、都に逃げるように帰って行ってしまっているからです。
そのことに時政は納得し、畠山討伐の意思をいったん引っ込め家に戻ります。
義時はこれで父が納得して畠山を討伐しないと判断してしまいます。
でも、これが間違いのもと
りくに言いくるめられちゃうんだな。
ところが時政が家に戻ると、再度妻のりく(宮沢りえ)に強く「畠山を討て」と言い寄られます。
りくは「息子の次は、今度は自分が殺られる」と夫の時政を説き伏せます。
しかし御家人を討つためには鎌倉殿(源実朝)の許可が要ります。
そこで時政は鎌倉に出向きます。
6. 盃を交わす畠山重忠と北条義時
父の時政(坂東彌十郎)が畠山を討ち取ることは今はないと判断した北条義時(小栗旬)は畠山重忠(中川大志)を訪ねます。
重忠に身の潔白を証明する起請文(神仏に誓う文書)を鎌倉殿に提出するよう言います。
そして酒を酌み交わす義時と重忠。
しかし重忠は「呼び寄せて(自分を)討ち取るつもりではないか?」と義時に釘を刺し、
「もし執権(北条時政)と戦うことになったら、あなた(義時)はどちらに付くのか?」
とたずねるのです。
そして、「鎌倉のことを本当に思うなら、戦う相手は・・・・」と義時に言います。
戦う相手は父親である時政だよ、って義時に言ってるんだよね。
義時は答えなかったけどね。
7. 次回への伏線
北條時政(坂東彌十郎)が畠山重忠を討ち取るためには鎌倉殿(将軍・源実朝)の許可が必要です。
実朝は強く言われたら「YES」と言ってしまう性格であるため、実朝の母の政子(小池栄子)や妹の実衣(宮澤エマ)、そして息子の時房(瀬戸康史)は時政と実朝を会わせたくありません。
3人の子どもたちは父の時政に「本日はもう帰ってください」とお引取り願います。
時政は帰ったフリをして、実朝が帰ってくるのを影で隠れて待っています。
そしてそこに実朝が戻ってきます。
時政は畠山を討ち取る許可を得ようとします。
こうして、次回(36話)は時政(北條家)と畠山家との戦いになります。
【鎌倉殿の13人】35話の評判
第35話を見た人の感想をいくつか拾ってみます。
「鎌倉殿の13人」
こんなに毎週毎週ヒヤヒヤしながらも目が離せない…
僕はもうすっかり三谷幸喜の掌の中だ…
— st💙💛 (@st_detonator) September 11, 2022
#鎌倉殿の13人
子供ねぇ・・新たな権力争いのニオイしかしないw
「鎌倉殿の13人」三浦義村 のえと初対面“裏の顔”見抜く!ネット絶賛「さすが」「初めから相談すれば」https://t.co/LVYQPdiYrY— 波風ぐりん (@NamikazeGurin) September 11, 2022
「鎌倉殿の13人」
平賀先手。
平常時のりくさんなら利用されなかったのだろうけれど。— 秋扇 (@syu_sen) September 11, 2022
いつも思うけど、義時さんが主人公というのがピンとこない…(^^;;
主役なのに出演シーンも多くなくて、影が薄い気もする(^^;;
大河は普通1人の人物を描くけど、鎌倉殿は鎌倉殿13人それぞれが主役という感じだね
それぞれのキャラクターが皆主役という新しい大河だと思う#鎌倉殿の13人— モネすず (@suzu_letter619) September 11, 2022
鎌倉殿の13人は陰影やカットがとても好みだと思っていたのですが、今週の第35話「苦い盃」もとても良かった。
義時と畠山重忠が盃を交わすシーン、はじめは二人を正面から撮り背後にチラリと鎧等々が写したかと思えば次には手前にそれらを置いて二人の姿を後ろから写すところとかとても好き。— てちょう@TB2ありがとう✨ (@tetyou22_ut) September 11, 2022
鎌倉殿の13人、和田殿の家の和気藹々楽しかった🤣が、雪の日に出歩くな、はアレだよねと😇畠山殿のご子息の発言を逆手に取り、平賀殿かなりの悪やし、りくもヤバいし、時政パパも😭実朝、中身を読まずに印を押しちゃアカンよ🥺ふぅ、来週辛い展開だろうな🥺
— ゆ_み。 (@1Maromayu) September 11, 2022
ここで速報です。
本日、鎌倉殿の13人での主たる登場人物の死者は久しぶりに0でした。
繰り返します。
本日の鎌倉殿の13人の死者は0でした。
なお、来週はそれなりの心づもりが必要かもしれません。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/Qm9w5L9H5c— ロベルト (@robe2) September 11, 2022
【鎌倉殿の13人】35話のまとめ
『鎌倉殿の13人』の35話では
・畠山家を北条時政が次回討ち取る伏線のシーン
・北条義時の妻ののえの正体を見破る三浦義村
・しばし気晴らしに出かけ巫女(占い師)に救われる源実朝
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本ページの情報は2022年9月時点のものです。
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