2023年7月13日放送の『トリセツショー』で腎臓ケアについて紹介されました。
腎臓ケア
番組で紹介された腎臓ケアについての情報（方法や避けるべきもの等）についてです。
脱水が腎機能を悪化させる
腎機能を悪化させる原因として次の４つが挙げられますが、
・高血圧
・糖尿病
・肥満
・喫煙
これらの他にも腎臓機能低下の原因になるものとして、「脱水」があります。
脱水症状になると腎臓が酸素不足を起こし、組織が壊れてしまうのだそうです。
特に炎天下で長時間働く場合には脱水症状を起こしやすいので、こまめに「水分」を摂ることが必要です。
夏は要注意！
実は炎天下で長時間外で働かない人でも注意しなければなりません。
腎臓専門医の今井圓裕さんによると、特に高齢者はのどの乾きを感じない、乾きに関する感覚が鈍っていることがあるそうです。
「喉が乾いた」と感じた時点で既に「脱水」症状になっていると考え、水分摂取をしましょう。
水分摂取の目安として、渇きに気づきにくい高齢者は1〜1,5リットルを目安に、基本的にはのどが乾いたときに必ず摂取が必要だと川崎医科大学の柏原直樹先生がアドバイスしてくれました。
eGFR値とクレアチニン値で腎機能のセルフチェック！
健康診断の結果の中に「eGFR」という項目があります。
これは腎臓のろ過する機能がどれだけ残っているか示すものです。
もしこの項目がなければ、「クレアチニン」の数字を見れば「eGFR」がどれくらいか分かります。
健康診断の結果の中にあるこの値を見て、自分の腎機能が大丈夫かチェックしてみましょう。
「eGFR」値は50歳以降は加齢によって１年でおよそ0.8〜1.9低下します。しかしそれより早い場合には、腎機能の悪化が進行している可能性があります。
あなたも健康診断の結果を見て大丈夫かチェックしてみてくださいね。
なお、「eGFR値」と「クレアチニン値」の早見表は番組ページからダウンロードできます。
運動と食事
低下した腎機能を回復するには、運動をしたり食事（減塩）に気をつけることが必要です。
腎機能が悪化した原因（高血圧・糖尿病・喫煙・肥満）によっても異なりますが、適切な対策をすることで回復する可能性があります。
諦めないで、生活習慣の改善が大切です。
腎臓病対策が心疾患・脳卒中・認知症の予防にもつながると考えられています。
まとめ
この記事では、2023年7月13日放送の『トリセツショー』で紹介された腎臓ケアについてまとめました。
脱水症状が続くと腎機能が低下するのは知りませんでした。
特にこれからの季節注意しなくてはですね！
