2023年6月17日放送の『世界一受けたい授業』で「カビ対策」について紹介されました!
カビを軽視して放っておくと、肺炎を起こしたり、血液からカビがまわって脳障害・記憶力低下、手足のしびれをおこすこともあるので要注意です!
カビができてしまう5つの盲点についてポイントを絞ってお伝えします。
教えてくれたのは千葉大学准教授の矢口貴志先生です。
カビ対策と盲点
番組で紹介されたカビ対策と5つの盲点です。
5つの盲点は次の物・場所です。
1.スマホ
2.リビングの壁や床
3.カーテン
4.浴室
5.クローゼット
1 スマホケース
スマホケースに入れたスマホをポケットに入れて歩くことが多いかもしれませんが、通気性の悪いポケットの中はカビの温床!
ポケットに入れないほうがいいかもしれませんね。
とはいえ、なかなか難しいという場合にはスマホを定期的に掃除しましょう。
なお、掃除の際にはスマホに直接スプレーをするとカビの胞子が飛んでしまうので、スプレーを直接せず、布やティッシュにアルコールをつけて、それでスマホを拭くようにしましょう。
2 リビングの壁や床
①リビングの壁や床を掃除する際に、水拭きだけというのは実はNG!
かえってカビを増やしてしまうそうです。
②梅雨の湿気対策で窓を開けない方がいい場合がある
つまり、室内の湿度の方が外よりも高い場合には換気をしてもOKです。
湿度計でチェック♪
3 カーテン
網戸をして窓にカーテンをしている場合には要注意!
網戸はホコリがたまりやすい場所です。網戸の目に土ボコリがたまり、そこにカビの胞子が!
更にそれがカーテンに付着するとカビが増えてしまいます。
まずカーテンを洗う前に網戸をきれいにしましょう。
また、カーテンにカビが付いてしまった場合には、
色落ちが心配な場合には塩素系以外の洗剤を使ってください。
4 浴室
浴室の黒カビは猛毒(エクソフィアラ)で、小さな傷口から入って皮膚に炎症を起こします。
それが脳や臓器に回って死に至ることも!
しかしスポンジやブラシでゴシゴシ擦(こす)るのはNG!
どうしてかというと、こすってカビの胞子を撒き散らしてしまうことになるからです。
またゴシゴシこすると目地に傷が着き、カビが置くまで根を張ってしまう原因にもなります。
黒カビができてしまった場合には、
また黒カビ予防対策として、
また、天井を掃除しないとカビが生えるというデータも紹介されました!
天井の掃除もお忘れなく。
①掃除用ワイパーを使い、除菌用アルコールやカビ取り剤で拭く
②定期的に煙タイプの防カビ剤を使う
耳にもカビが生える?
お風呂上がりにきちんと耳の中を乾かさないとカビが生えることがあります
びっくりですね!
ただし、耳掃除をしすぎると耳の中に傷がつき、そこからカビが侵入し、「外耳道真菌症」になることがあります。
ちなみに耳の中にカビができる原因として「イヤホン」の長時間使用もあります。
イヤホンは耳を密閉した状態になるので、蒸れてカビが生える原因となります。
①適度にイヤホンを外し、耳の中を換気する。
②イヤホンをアルコールで除菌する。
このあたりのことは、先日の「林修の今知りたいでしょ」の放送でも紹介されましたね。
5 クローゼット
クローゼットの中もカビの温床ですが、一番してはいけないことは「ビニール袋を被せたまま保管する」ということです。
クリーニングに出したものをそのままクローゼットにかけておくひとも多いのでは?
ビニールをかけたままだと、空気の循環がいきわたらず、湿気がたまってカビになってしまいます。
まとめ
この記事では、2023年6月17日放送の『世界一受けたい授業』で紹介された「カビ対策」についてまとめました。
カビの季節の今、改めて注意したいものです。
ちなみに「林修の今知りたいでしょ」でも、カビが原因の体の不調について放送さがありました。