3月31日(木)の『秘密のケンミンSHOW極 』(日テレ系)で「おはぎ」のことが取り上げられました。
「東日本と西日本とボーダーを探す」ということで「黒ごまおはぎ」と「青のりおはぎ」が取り上げられます。
あなたはどちらのおはぎも知っていますか?
青のりおはぎは見たことも食べたこともない!
実は、東日本では「黒ごまおはぎ」が、西日本では「青のりおはぎ」が食べられているようなんです。
この記事では「黒ごまおはぎ」と「青のりおはぎ」を比較しながら、「秘密のケンミンショー」からの情報も取り入れ、黒ごまおはぎと青のりおはぎを食べる境界線はどこかについてもお伝えしたいと思います。
黒ごまおはぎと青のりおはぎの比較
春のお彼岸(春分の日)と秋のお彼岸(秋分の日)の前後3日間に食べられる「おはぎ」。
おはぎといえば、圧倒的に「あんこ」のおはぎ。そして次が「きなこ」のおはぎですね。
そして3番手に来るのが、東日本では「黒ごまおはぎ」、西日本では「青のりおはぎ」なのです。
黒ごまおはぎ
あんこを餅の中につめ、その上から砂糖と塩を混ぜた「すり黒ごま」をまぶしたのが「黒ごまおはぎ」です。
黒ごまは抗酸化作用も高いので、アンチエイジングの効果も期待できそうですね。
餡の甘さと、黒ごまと一緒に混ぜ合わせた砂糖とで、しっかりとおはぎの「甘み」を感じます。
「黒ごまおはぎ」はあんこのおはぎに次いで、東日本ではポピュラーですが、関西の人達にとってはあまり馴染みがないかもしれませんね。
青のりおはぎ
あんこを餅の中につめ、その上から「青のり」をまぶしたものが「青のりおはぎ」です。(上の画像の左側)
青のりの塩気と餡の甘みがほどよく絡み合って、甘いのが苦手という人にとって食べやすそうです。
「青のりおはぎ」は関西ではポピュラーでスーパーにも売っています。
ちなみにスーパーなどで売っている「青のりおはぎ」は「青のり」の代わりに「あおさ」を使っているものもあります。
東日本の人にとってはなじみがなく、「え!?青のりを?」と、びっくりする人もいるのではないでしょうか。
そして、東北の人にとって青いおはぎは、「ずんだ餅」を彷彿させるかもしれません。
黒ごまおはぎと青のりおはぎのボーダーラインは何県?
さて、東日本でポピュラーな「黒ごまおはぎ」、関西でポピュラーな「青のりおはぎ」ですが、どの県あたりからそれが分かれるのでしょうか。
「東日本」と「西日本」の文化の分かれ目と言われているのが、岐阜県関ケ原町と新潟県糸魚川町 です。
「関ヶ原町」といえば、あの「天下分け目の戦い」となった関ヶ原です。ここから「東」が「東日本」、「西」が「西日本」と言われていますが、おはぎの件も一緒なのかな?と思ったのですが、正解は・・
「黒ごまおはぎ」と「青のりおはぎ」のボーダーラインは 、三重県伊賀市 でした!
意外!
伊賀市は東側に山脈があることもあり、東日本の文化が伝わりにくかったようです。むしろ都(京都)の文化が入ってきやすいこともあり、「青のりおはぎ」が入ってきたということで、そのボーダーラインが「三重県伊賀市」だったと、番組(『秘密のケンミンSHOW極 』)では説明していました。
「青のりおはぎ」が東日本に行き渡らなかったのは、青のりが四国産で、遠方の東日本まで行かなかったという背景もあるようです。
ちなみに「黒ごまおはぎ」に使うごまは関東産です。
↓番組内でも出てきた「おはぎ」のキャンドル↓
まとめ
この記事では
・黒ごまおはぎと青のりおはぎを食べる境界線は何地方・何県?
についてお伝えしました。
お読みいただきありがとうございました