11月4日の「秘密のケンミンSHOW」で紹介される宮城の自慢の郷土料理「油麩丼(あぶらふどん)」。
カツ丼のカツ(豚肉)の代わりに「麩(ふ)」を使った丼ぶりメニューです。

「麩」なんかでお腹いっぱいになるの? と思うかもだけど、これがけっこうバカにできないみたい…。
作り方も難しくないみたいだし、フライパンひとつで簡単にできるし、「よしっ!! 作ってみよう〜!」
・・・と思ってレシピを見てみたら、「めんつゆ」と「白だし」を使う2つのパターンがあるようです。

どっちを使うのがいいのかな?
そこで、油麩丼は「めんつゆ」か「白だし」か、どっちが使うのがいいか調べてみることにしました。
また材料の「麩」は、仙台麩がいいようなので、それもチェック!どこで買えるのかも調べてみました🎶

レシピや作り方についてもふれてますヨ♡
油麩丼はめんつゆで作った方がいい?
クラシルやクックパッドで「油麩丼」を検索すると、味付けに「めんつゆ」を使うレシピと、「出汁(だし)」を使うレシピと2つのパターンがありました。
結論から先にいうと、
どっちでもOKだけど、簡単さから言ったら、断然「めんつゆ」を使うのがいい です!!
白だしを使う
「めんつゆ」はないけど、「白だし」が家にある場合には、白だしを使ってもOKをです。
つまり、「白だし」から「めんつゆ」を作るんですね。
作り方は
1. 鍋に水(200ml)、白だし(大さじ3)、みりん(おおさじ1)、しょうゆ(こさじ2)を入れて中火で加熱する。
2. ひと煮立ちしたら、鍋からボウルに移して粗熱をとった後、冷蔵庫で冷やす(1時間程度)。
※上は2人分の分量です。

一人でおかわりしないなら、上の半分の分量にしてくださいね。笑
「めんつゆ」をかつお節から作る
「めんつゆ」も「白だし」もない場合、「かつお節」があれば、めんつゆを作ることができます。
2. ザルとキッチンペーパーを使って「1」を濾(こ)す。
3. 再び鍋に「2」を入れ、みりん(大さじ2.5)、しょうゆ(大さじ2.5)の順に入れ、中火で煮る。
4. 沸騰したら弱火にし、更に2分程加熱する。
※こちらも2人分の分量です。一人でおかわりしないなら、上の半分の分量にしてくださいね。
これで完成ですけど、この行程ってなんだか面倒ですよね(笑)

だからやっぱり「めんつゆ」から作った方が簡単ですね。お蕎麦屋おうどんを作る時にも使えるし…。
油麩丼のレシピ
それでは「油麩丼」の作り方をご紹介します、
その前に必要な材料から♪
油麩丼の作り方
1. 小さめのフライパンに「水」「麺つゆ」「みりん」「砂糖」を入れて火にかけ、斜めに切った長ネギを入れて煮る。
2. 2cm位の輪切りにした「油麩」をフライパンに入れ、2分位煮たら「油麩」を裏に引っくり返す。
3. 出汁がしみたら、溶き卵を回しながら入れて蓋をする。
卵に火が通ったらOK。
丼ぶりに盛ったご飯の上にかけ、ブロッコリースプラウトをその上に乗せます。

これでおしまい!すごい簡単!
仙台麩を使うのがおすすめ
「油麩丼」に使う「麩(ふ)」は「仙台麩」がおすすめです!
「仙台麩」は油で揚げた「油麩」で、フランスパンにもちょっと似た形です。
油で揚げているのでボリューム満点! 肉が入ってないのに「油麩丼」が食べごたえがあるのは、このおかげでしょう。
煮込むと旨味が増すという特徴があるため、「仙台麩」は煮込み料理やうどんにも良いと言われています。

もちろん、「仙台麩」がなければ地元のスーパーで売られている「麩」でも十分、代用はできますヨ
卵なしでも大丈夫?
「油麩丼」は卵を入れなくてもイケます! 卵アレルギーの人にも嬉しいですね。
「それだと物足りない!」という人は、卵の代わりに玉ねぎやコーンなどの具材を入れてみるのもありですよ。
長芋をすりおろしたものを入れても美味しいです。
また、「鶏肉を入れる」というのもありますので、「ベジタリアン」でなければ、こちらもトライしてみても良さそうですね。
まとめ
今回取り上げたのは宮城の郷土料理の「油麩丼」でした。
簡単に作るなら「麺つゆ」を使うのが正解♪勿論、鰹節や「白だし」から出汁を取ってもOKです。
そして「仙台麩」を使うのがポイント!
レシピと作り方も紹介しましたので、作ってみてくださいね。
手軽でしかもお腹いっぱいになって満足できるから、「おひとりさま」には一押しのお料理だと思います。