2023年4月30日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』で認知症を予防する方法について紹介されました!
認知症の種類の中で一番多いのが「アルツハイマー型認知症」です。
教えてくれたのは:香川大学医学部 精神神経医学教室 教授 医学博士 中村祐さんです。
認知症を予防する方法
番組で紹介された「認知症の予防法」についてお伝えします。
そのあとで
・認知症の兆候・見極め方
・認知症になりやすい人の特徴
の順番でお伝えします。
まずは気になる「認知症予防法」です!!
認知症予防法
「認知症予防」として次の3つが紹介されました。
①マインド食
10種類の食べ物と食べるべき頻度が定められています。
[マインド食と摂るべき頻度]
・その他の野菜→1日1回以上
・ナッツ類→週5回以上
・ベリー類→週2回以上
・豆類→週3回以上
・全粒粉物→1日3回以上
・魚→なるべく多く
・鶏むね肉→週2回以上
・オリーブ・オイル→優先的に
・ワイン→1日グラス1杯まで
これらの食物を偏ることなくバランス良く摂るのがポイントです。
また、糖質・脂質・塩分の過剰摂取は控えるようにしましょう。
②脳トレ
パズル生の脳トレは非常に脳が活性化するのでおすすめです。
スタジオではアナグラム問題の脳トレがなされました。文字の羅列をひとつの言葉に直す遊びです。
[例]
・くつしたパン→たんぱく質
・のそくうこう→脳梗塞
家族同士でときどきこういうクイズの出しっこをし合うといいですね。
また1人でできる塗り絵もおすすめです。(塗り絵もある意味パズルのようなものですね。)
ポイントは楽しんでやることです!
ジグゾーパズルも1人で楽しめそうですね。
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③運動
激しすぎず軽く汗をかく程度に行うと、脳の血流が良くなり、認知症予防につながります。
まずはウォーキングですかね。
それでは、次に認知症状の兆候・初期症状の見極め方についてお伝えします。
認知症の兆候・初期症状の見極め方
①物忘れを取り繕うとする
物忘れをしたことに対して、振り向き現象・取り繕い現象が現れた時、他人の人に答えを求めたり、他の人に答えを振ってしまう傾向があります。
②ヒントを出しても思い出せない
何かヒントを言ったら思い出せる場合にはただの物忘れですが、ヒントを言っても何も思い出せない場合には、認知症の疑いがあります。
[例]
「昨日の夜何を食べた?」という質問に対して思い出せない時、「辛いものだよ」というヒントに対して「ああ、カレーだ!」と答えられる場合 → 一般的な物忘れ
「辛いものだよ」とヒントを出しても思い出せない場合→ 認知症の疑い
この場合、「様子を見ておこう」と放置せずに、早めに専門家に診てもらう必要があります。
③認知症でも回復する場合がある
なお、認知症の中には回復する可能性がある人が少なからずいます。それは原因が脳神経以外で治療すれば改善できる場合です。
その代表的なものが「糖尿病」。
糖尿病の人は血糖がコントロールできず、血糖値の上下の変化が激しくなります。これが続くことで神経細胞が疲弊してしまいます。
不安定な食生活が原因で糖尿病になり認知症の症状が出てしまうという例があるよ。
不規則な生活・食生活をしている人は要注意だね。
糖尿病の次に多い原因が「甲状腺機能低下症」です。
甲状腺機能が落ちた場合には甲状腺ホルモンの薬で治療が可能です。
脳以外にも色々な臓器の活性が下がって物忘れを起こすことがあるとのこと。
年齢がいくとどうしても臓器が弱くなるよね。
結局、体が健康でいることが大事なんだね。
それでは、最後に認知症になりやすい人の特徴についてお伝えします。
認知症になりやすい人の特徴
①聴力障害
聴力障害があると、どうしても人が集まる場所に出かけなくなってしまいます。するとコミュニケーション能力が低下してしまいます。
聴力が落ちてきたと思ったら、早めに補聴器で聴力を補うことが大事です。
②睡眠不足
認知症で一番多い「アルツハイマー認知症」の原因とされる「アミロイドーβ」。
実はこの「アミロイドーβ」は睡眠中により多く排出されます。
睡眠不足が続くと「アミロイドーβ」が溜まりやすくなり、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高まるそうです。
◎理想の睡眠時間は6〜7時間です。
まとめ
この記事では、2023年4月30日放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』で紹介された認知症を予防する方法についてまとめました。
認知症の中には回復するケースもある場合があるというのが驚きでした。
中村祐博士からのアドバイスとして次の2つのアドバイスがあり、
・かかっても早めに受診して治療する
大事なことだと思いました。
今回の記事、お役に立てたら嬉しいです。
お読みくださりありがとうございました。