8月10日(水)の時点で「台風8号」が発生する可能性があります!
そこで、米軍、ヨーロッパ、windyなど各国の気象機関の情報をまとめます。
そして日本のどこでどれくらいの影響があるかについても予想します。
台風8号2022年たまご発生:気象庁予想
【台風8号か 発生予想】
8月10日(水)9時に小笠原近海で熱帯低気圧が解析され、気象庁は24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。日本の南を北上して13日(土)頃に東日本に接近し、進路次第では関東などで強い雨を降らせる可能性があります。https://t.co/ii1TnapFPF pic.twitter.com/gO5iBY0Txa
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 10, 2022
気象庁は8月10日(水)9時に小笠原近海で熱帯低気圧が解析され台風に発達する見込みだと発表しました。
厳密には、現在はまだ「台風8号」となっていませんが、たまご状態になっており、いずれ「台風8号」になるだろうという見込みです。
「台風のたまご」とは?:台風に発達しそうな低圧部(熱帯低気圧)のことを指します。
※「たまご」は気象庁などで使用されることはなく、あくまでも「造語」です。
台風8号(2022)の米軍合同台風警戒センター(JTWC)情報
「JTWC」は、アメリカ国防総省の機関でアメリカ軍の気象情報機関です。
画像引用:JTWC
こちらは2022年8月11日11時20分確認の天気図です。
日本の南方付近に、赤い色の円「90W」があります。
これは、「24時間以上後に熱帯低気圧になる可能性がある」という意味ですが、解説を見ると
Current Northwest Pacific/North Indian Ocean* Tropical Systems
Tropical Cyclone Formation Alert WTPN21 Cancelled
Issued at 10/1400Z
とあります。
これは、「現在の北西太平洋/北インド洋* 熱帯系の台風発生警報 WTPN21 解除 」(10/1400Zにて発行)ということなので、ここから台風が起きる可能性は消えたということのようですね
あれ?昨日はこのまま台風として直撃してきそうだったのに・・・
『TC Warning Graphic』 を見たところ、
という感じになっており、やはり台風として直撃するようには見えません。
ちょっと分からないので、Windy情報を見てみましょう。
台風8号(2022)のヨーロッパWindy情報
Windy(windy.com)はチェコの気象関連会社が運営しているリアルタム天気予報サービスです。
引用:Windy.com
「(L)」は低気圧で、「(H)」は高気圧です。
太平洋上に高気圧が渦巻いています。
20時間ほど前から見えていたはロシア付近の低気圧(L)も見えます。
台風8号(2022)の欧州中期予報センター(ECMWF)情報
「ECMWF」はヨーロッパの気象機関で、世界中の気象を網羅しています。
現在、沖縄〜台湾付近に低気圧があるのが見えます。
再度チェックして解説したいと思います。
台風8号(2022)の影響は?
現在ほぼ「台風8号」になりそうですが、日本の南を北上してくると、ちょうどお盆休みの13日(土)頃に東日本に接近することが考えられるようです。
気象庁の発表は
▼熱帯低気圧 8月10日(水)9時現在
中心位置 小笠原近海
移動 北西 15 km/h
中心気圧 1008 hPa
最大風速 15 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 23 m/s
となっており、進路の状況によっては関東付近で強い雨になる可能性があります。
今後天気予報をこまめにチェックしたり、アプリなどを入れておくことをおすすめします。
まとめ
この記事では、現在「台風8号」が発生する可能性がのある台風のたまごがどうなるか予想してみました。
また後ほど更新する予定です。
お読みいただきありがとうございました。