2023年7月18日放送の「クローズアップ現代」で栄養を確保するコツについて紹介されました。
物価の高騰のため食費節約する人が増えています。しかしこの食費節約が原因で低栄養の人が増えており、健康をむしばんでしまう可能性大!
そんなリスクを回避するため、いかに栄養を確保するかが大事なポイントとなります。
栄養確保のコツ
番組では「栄養確保」のコツが2つ紹介されました。
紹介してくれたのは、
・女子栄養大学教授・医学博士の新開省二さん
・管理栄養士 NPOはみんぐ南河内 の時岡奈穂子さん
の2人です。
ポイントは「たんぱく質」です!
さあにぎやかにいただく
「あ」:あぶら
「に」:にく
「ぎ」:ぎゅうにゅう
「や」:やさい
「か」:かいそう
「い」:いも
「た」:たまご
「だ」:だいず
「く」:くだもの
こちらは栄養価の高い摂るべき栄養素です。
女子栄養大学教授・医学博士の新開省二さんが推奨・紹介してくれました。
「賢く栄養をとるコツ」として、上の「さあにぎやか(に)いただく」という栄養素を意識しましょう。
この中の7品目を目安に、毎日摂るよう心がけてください。
安くたんぱく質を摂れるレシピ
安くなるべくたんぱく質を摂るコツを管理栄養士 NPOはみんぐ南河内 の時岡奈穂子さんが教えてくれました。
肉みそ
この「肉みそ」を使って「麻婆豆腐」が簡単に作れます!
作り方は、
2)耐熱皿に豆腐を入れ、細かめに切ったニラを乗せ、「肉みそ」を加える
3)ふんわりラップして電子レンジで1分30秒加熱する
お値段は130円ほどでたんぱく質が22グラム摂れます!
この「肉みそ」を使って「麻婆茄子」や「ディップ」にして野菜と一緒にいただくこともできます。
たんぱく質が多く摂れる食材
色々な料理に使われる「豆腐」「牛乳」「卵」はたんぱく質が豊富です。
・木綿豆腐:「絹豆腐」よりも「木綿豆腐」の方が1.7g/100 たんぱく質が多い
・牛乳:たんぱく質: 約7g/200ml
・卵:たんぱく質 約6g /個
お豆腐を使う際には、「木綿豆腐」を選ぶのいいですね。
また、「スープ」を作る時には「水」ではなく「牛乳」で作れば「たんぱく質」がより多く摂れます。
食品節約の落とし穴
「食費節約」をしているとこんな落とし穴があります。
②低栄養に気づきにくい
③ステルス値上げ
①食費の節約にだけ目が行ってしまうと、「たんぱく質」などが不足してしまいがちになります。
たんぱく質が不足すると、各臓器機能や免疫機能が低下し、老化や認知機能の低下、持病悪化のリスクなどが高まりますので、気をつけたいものです。
低栄養素チェック
自分が低栄養素になっていないかどうかチェックしてみましょう。
BMIチェック
「BMI」でチェックしてみましょう。
「BMI」の計算方法は、「体重÷身長÷身長」で算出します。
「BMI」の数値の範囲は年齢によって異なります。
・50〜64歳:20〜24.9
・65歳〜:21.5〜24.9
この数値より下回っている場合には「低栄養素」の状態になっていることになります。
指わっかテスト
低栄養素になっていないかどうかは「指輪っかテスト」でも分かります。
ふくらはぎの一番太い部分に両手の親指と人差し指で輪っかを作ってください。
ちょうどつかめる状態であればOKですが、
すき間ができてしまう場合には、「筋肉量」が減少している危険度が「大」ですので注意です。
ステルス値上げ
③最近は食品の値段はあげずに中身・量が減っている場合が多々あります。つまり実質的な値上げ「ステルス値上げ」の状態です。
いつも買ってる物でも、この「ステルス値上げ」によって栄養素が減ってしまっているということにを意識したいところです。
まとめ
この記事では、2023年7月18日放送の「クローズアップ現代」で紹介された栄養を確保するコツについてまとめました。
最近、魚だけではなく肉も高くなったなぁと感じます。
食費を節約することは可能ですが、同時に栄養もカットしてしまっているということですから、考えなしに食費をケチるのは考えものだと思いました。
賢く節約するのが必要ですね!
「肉みそ」は色々使えそうなので、活用しようと思います。